高価買取も見込める人気エフェクター、FULLTONE(フルトーン)「OCD」とは
エフェクター買取のなかでもとくに需要があるアイテムと言われているのがオーバードライヴ、ディストーション、ファズなど<歪み系エフェクター>といっても過言ではないでしょう。そのなかで、今回 買取スタッフである筆者がご紹介したい歪みエフェクターはFULLTONE社(フルトーン)の「OCD」というオーバードライヴ。1993年、ハンドメイドでエフェクターを作る最初のブランドのひとつとしてアメリカのMichael Fuller(マイク・フラー)氏が設立以来、数々の画期的な商品をリリースしてきました。その中でも大ヒット商品となり、現在でもたくさんのギタリストに愛されているエフェクターです。
優れたデザイン性 × ド迫力サウンド
まずはPOPな見た目のデザインをご覧ください!クリーム色のボディとOCDと書いてあるフォントがかわいい!それでいて存在感がしっかりあります。音色はマーシャルライクなあたたかみのある歪み、どっしりとした骨太サウンド、スイッチを踏んだ瞬間、音圧が一気に上がるのを体感として感じられるのでテンションも爆上がりです。ローミッドがしっかり出つつもダーティーなグランジサウンドがたまらなくかっこいい!またランプ上の「HP/ LP」スイッチで、2つのモードを選択することが可能です。HP(High Peak)はハイがぎゃーんと強くでるので攻撃的なギターソロやここぞという目立つシーンで、LP(Low Peak)は高音域がカットされ、すっきりした音になるのでバッキングなど弾くときなど使い分けることができるでしょう。なによりこのペダルの魅力は「たとえ自分のアンプが使えないシチュエーションでも」とFULLTONEの公式サイトも謳っているとおり、アンプの代用になる一台と言われています。筆者の経験談としてスタジオやライブハウスにある同じ種類のアンプを使っても、アンプに個体差があるためいまいち自分の出したいサウンドが作れなかったりして頭を悩ませていました…。そんな時の救世主こそOCD。こちらを一台かますといつものサウンドが出るんです。さすがです!
さて、こんな感じでOCDについてざっくりとお話しましたが筆者があらためて調べたところ、同じOCDでなんと7回のアップデートを重ねていて音やデザインも若干変化しているのだそうです。
■FULLTONE OCD Ver.1.1~1.3
Ver.1 →中音域は控え目のドンシャリ系のサウンド。
Ver.2→Ver.1より中音域が強く、全体的なバランスが良い。
Ver.3→全バージョンの中で1番音圧・歪みが強いのでハードロックサウンド向き
※Ver.1~3はLEDは青色に光ります。古いバージョンのため稀少価値が高く、状態によっては買取価格もかなり見込めるそうです。
■FULLTONE OCD Ver.1.4~1.7
バッファードバイパスを搭載。歪みの荒々しさが抑えられ、よりきめ細やかなドライブサウンドに変化。ノブの周りに矢印のデザインが入りました。LEDは赤色に光ります。
■FULLTONE OCD V2
最新モデルはこちら。OCD特有のローミッドのブリブリな分厚い歪みは残しつつ、高音域のきらびやかな音が増している印象。
Built in the USAと記載されています。こちらは当店買取スタッフが実際に使用したことのあるバージョンになります。
おまけで、OCDについて調べていたらもうひとつこんなものもありました!
■FULLTONE/OCD-Ge
ゲルマニウムダイオードを使用したオーバードライブ。真空管アンプのような広いダイナミックレンジを持つ、暖かいサウンドが魅力的。これが究極のOCDと言えるような青いメタリックな塗装!キラキラでとても美しいですね。
FULLTONE社製エフェクター「OCD」は買取需要あり
いかがでしたでしょうか。今回はFULLTONE社で不動の人気を誇るオーバードライブ「OCD」についてご紹介させていただきました。バージョンによっても買取価格などは変動しますが高価買取も期待できるものもあります!
エコストアレコードの買取スタッフまでお気軽にご相談くださいませ。
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