エフェクターの買取をおすすめする理由。
中古品の買取市場の中でも比較的活発に取引されているエフェクター、今では個人売買をおすすめするブログ記事なども多い中、我々のような中古買取業者もまだまだ皆様にとってメリットがあります。
今回は要らなくなったエフェクターについて、どういった売却・処分方法があるのか、といった部分もおさらいしながら、中古買取のメリット、デメリットについてもまとめていきたいと思います。
要らないエフェクターはどうするべき?
実際に使わなくなった、またはコレクションの中でも『これはもう手放してもいいかな…』となったエフェクター達。それらはどうやって手放すべきか、またどうするのが良いのか、現代ではなかなか悩みどころではあります。手段によってコスト面や、労力が変わってくる部分なので、まずはそれらをまとめてみましょう。
まず、インターネットが普及した今、まず多いのが個人売買での取引ではないかと思います。有名オークションサイトやフリマサイト、またはSNSなどから手放そうとしている本人が出品し、そのエフェクターを必要としているまさにその本人と直接取引する方法です。この方法であれば、現在の中古相場で直接売却することが出来るため、エフェクター自体を売ることによって手元に入ってくる金額は一番大きい形となります。
しかしながらこの処分方法だと、売る側でも買う側でもオークションサイトやフリマサイトに慣れている方であれば不自由なく取引できるかもしれませんが、使い慣れてない方だと出品の際の価格設定や、出品する際に記載するべき詳細情報など、まず出品自体に不慣れな部分が出てきてしまいます。そういった場合、自分が望んでいるような販売額で出しても売れず長い時間を要してしまったり、またオークション方式で出した場合にも思っていたよりも低い額で落札されてしまったりという可能性があります。
特に一部のプレミアが付いているような希少な中古品を除けば、オークションサイトやフリマサイトで商品を探している人は少しでも安い価格で目当ての品を手に入れたいもの。その為オークションであればなるべく最安値で、と楽器専門店が店頭で販売されている相場などより低い価格でしかまず競らないですし、フリマサイトでは値引き交渉が送られてくることも珍しくありません。そういった場合に少しでも自分が満足出来る額で販売する、というのは慣れやコツのいる部分であり、またそういった所からトラブルに発展する可能性もあります。
また、個人売買の場合面倒になるのが発送作業。売却しようとしている商品が複数の場合、まとめて買われた場合を除き、1点1点梱包し発送しなくてはなりません。またその場合売れた商品を丁寧に梱包し、傷や故障なく無事に届けなければトラブルになるのは、新品の商品の販売における不良品などと同じです。そうなると1点1点梱包するための箱を調達して、緩衝材を用意し、発送用の伝票を用意して……とやっていくのは、各種オークション・フリマサイトも現代ではかなり発送に関して充実してきているとはいえ、手間のかかる作業ではあります。普段からそうして自分も買って売ってを繰り返している方であれば、そういった資材も常に持っているかもしれませんが、売りたいとなったその都度だけ段ボールを買いに行って資材を買っても余って、となると、そのコストと時間から少し気乗りしない部分もあるのではないでしょうか。
加えてこういったオークションサイトやフリマサイトではよく悪質な出品者というのが問題になりますが、近年では売る場合でもあまり良くない相手にあたってしまう場合も多々あります。
例えば、オークションであれば落札したにも関わらずキャンセルする、落札したまま全く連絡も取れず放置するような落札者などがそれにあたります。確かに相手にも事情があるかもしれませんし、前者のようにきちんとキャンセルを行う相手であれば、その謝罪の言葉が送られてくる場合もあるでしょう。しかし、こういったエフェクター、楽器系の取引の場合に残念ながら落札したまま連絡も入金もないまま放置されるケースは少なくない傾向にあります。勿論そういった場合は低評価なり運営による処置も存在しますが、その分またもう一度出品し直さなくてはならず、結果的に売れるまでの期間が伸びてしまう場合もあります。
また、こういったオークションサイトやフリマサイトから転売目的で購入するような利用者も近年では増えており、海外転売が目的の外国人業者とまともに連絡が取れずに手間取ったり、もっと悪質な場合は落札してからの転売を前提に勝手に出品画像を転用して独自の販売ページが事前に作られていて、そのページから購入しようとした利用者と最終的にトラブルにさせられる、といったケースも実際にあります。
個人売買ではこういった部分に気を付けて、ちゃんと出品していれば最大限要らなくなったエフェクターの価値そのものが手元に入ってくる方法ではあります。ネットの活用、個人取引に自信のある方であればおすすめの方法です。
それに対して我々のような買取業者に買取を申し込む場合ではどんなメリットがあるでしょうか。
まず一つはまとめて買取が出来、一気に処分できる点。
多く持っている中の複数のエフェクターを手放す場合や、もしくは残念ながら使わなくなった楽器共々持っている機材をすべて手放す場合、勿論全て個人売買で販売してしまえば大きな額にもなりますが、それにかかる手間や時間が大きくなってしまいます。そんな時に、買取業者にお願いすれば持ち込めばその1回だけ、発送する場合でも何箱かに分けるとはいえ一括で全て送ってしまい一気に整理することが出来ます。
またこうした中古買取の専門業者であれば、発送用の段ボール等は無料で支給される場合も多く、緩衝材こそ必要にはなりますが、まとめて梱包できるので1個1個発送するより手間も少なく出来る可能性があります。
また中古買取業者の中でも、エフェクターであれば一般的な何でも買い取るようなリサイクルショップではなく、楽器買取・音響機器買取の専門業者を選びましょう。
エフェクターは現代までに生産されている種類も膨大で、どれが値段が付くか以前に、そのものがどんなエフェクターなのかをきちんと判別できる、また調べられる専門性が必要な品物です。我々のような専門の買取業者であればそういったエフェクター自体の情報は勿論、現在の国内の中古相場やどういった人気があるのか、さらには弊社エコストアレコードは国外へ向けた出品も行っているため海外相場までお調べして査定することができます。
国内のオークションサイトやフリマサイトでは価格が大したことないものでも実は海外では…なんて事も十分にあり得るのが日本の中古エフェクターの世界。現在では海外へ向けて販売出来るサイトも存在するため個人でそういった部分を行うのも不可能では無いですが、英訳や海外への発送費用を調べて設定するなど難易度は国内で売買するより無論上がってしまいます。そういった部分まで考慮して査定が出来る、というのは専門店の強みであると言えるでしょう。
ただし、正直にデメリットを述べるなら、我々が提示できるのは買取価格であるという点。簡単に言えば国内で販売する中古相場価格よりは少ない額でのご提示となってしまう点です。
我々はお客様にご満足頂けるよう、なるべく高い金額をご提示させていただくわけですが、それでも買い取るのは我々が買取させていただいた品物を、また次のユーザーへときちんと販売して繋いでいくためです。つまりはご提示出来る額というのは我々が販売可能と予想される額からメンテナンスや修理の費用や人件費を考慮した額となるのが一般的です。そのためお客様にお支払いできるのはご自身で1点1点全て販売された額よりは少ない額となってしまうのです。
ただし、その場合お客様自身で販売された場合の時間と、梱包するための資材や送料でかかる費用を考慮すれば買取での査定額と中古相場額の差は多少縮まるのではないでしょうか。
このように、個人売買も、専門業者による買取も、それぞれのメリットやデメリットがあります。慣れている方であれば個人売買が一番金額は大きくなりますが、まとめて処分したい場合や、個人売買に慣れていなくて難しい場合は是非エフェクター買取の専門業者をおすすめします。
エフェクターは捨てては駄目?
さて、ここまでエフェクターを次の人の手に渡すための方法二つで処分についてまとめて来ました。ただ、このどちらも面倒だし、そもそも自分が持っているのはボロボロで、古いものばかりだからお金も気にしないし普通に捨ててしまってもいい、なんて人も中にはいらっしゃると思います。
しかしながら古いからといって決めつけて捨ててしまうのはあまりに勿体ない。
古いエフェクターでも、何なら多少の故障があっても中古では価値のあるエフェクターというのが多々存在します。また、逆に古いからこそ当時のハンドメイド等で回路が出来ており、現在の印刷基板で出来たエフェクターよりまだ修理出来る可能性が高いものもあるのも確かです。
また修理してしまえば中の回路の部品がオリジナルではなくなってしまい価値が多少下がってしまう場合もあるのですが、そのエフェクト・サウンドだけではなく見た目での人気がある商品も多々存在するため、壊れていても欲しい、という方がいる可能性もあります。個人売買であれば品名・型番と共に故障しているジャンク品である旨をきちんと表記して販売すれば、想像以上の価値が付く場合もあるかもしれませんし、専門業者の買取であればジャンクでも付けられる額での査定や、また修理後の販売価格を考慮に入れた査定が可能になるためまだチャンスがあると思われます。
さらに中古エフェクターのジャンク品でも本当にマニアックなのがパーツの再利用という概念。エフェクターやオーディオ機器に使われている電子パーツは、当時しか使われていなかったもの、当時使われていたそのパーツでしか出せない音が存在するものも多々存在し、使えなくてもそこからパーツを取り出し新たにエフェクターを作る材料にするなどの再利用方法もあります。こちらはその技術を持っている人に限定された需要ではありますが、そういった意味で捨てられずに再利用された方が有意義な場合もあります。
中古エフェクターは多種多様な需要とコレクター論が存在する世界です。今から処分されようとしている皆様が知らない需要が手元のエフェクターにはあるかもしれませんし、我々専門にしている人間からしても予想だにしない人気や中古価格の高騰を目の当たりにすることも多々あります。
捨てるにしてもエフェクターは丈夫な金属の箱のため不燃ごみとして廃棄も多少の手間がかかりますし、ここは是非買取専門業者を利用し、このマニアックな世界に一度放流してみてはいかがでしょうか。
エコストアレコードのエフェクター買取
店名がレコードなのにエフェクター買取?と思われるかもしれませんが弊社エコストアレコードでもエフェクター買取を随時受付中です。
中古レコード屋がエフェクターの買取なんか出来るのか、と侮るなかれ。中古レコードの世界ではエフェクターと同じく細かい型番や些細な違い、また国内で人気の品物なのか国外で人気の品物なのかなどの判別が必要となります。そういった需要の違いに敏感な世界に慣れたスタッフであり、またレコード好きとして日々の業務にあたりつつ、自身も音楽を演奏する立場として楽器・エフェクターに慣れたスタッフも複数在籍しているため楽器専門店と並ばずとも劣らない、査定が可能となっています。
また、弊社はレコード販売において元々海外への販売経路も確立しているため、エフェクターにおいても国内相場だけではなく、海外の販売相場も含めた状態での買取額を提示することが可能です。
近年では国内ではごく当たり前に出回っていた日本メーカーのエフェクターが、あまり流通していなかった海外で再評価され国内より高値で取引されているようなものもあります。そういった商品であれば、国内のみにしか販売経路を持たない買取専門店より高い買取額を提示することが出来るのです。
いかがでしたでしょうか。
個人売買での流通が主になった今でも、各エフェクター買い取り店は各社専門店ならではの強みを活かしお客様のエフェクターをまだまだお待ちしております。弊社エコストアレコードへも、お気軽にご相談ください。
弊社エフェクターの高価買取リストはこちら↓